蜂に刺された1999年２月28日（日）
| ２月28日（日） 午前１１時。 出かけようと靴下をはき、玄関まで行ったら、突然左足の甲に激痛が走った。慌てて靴下を脱ぐと何と、黄色い蜂が入っていた。 昨日干した時に入り込み、一晩中靴下の中に潜んでいたらしい。靴下の中は暖かいし、色も黒だったので、よけいそそられたのだろう。 その時はただ痛かっただけで、べつだん腫れることもなかった。夜になっても、刺されたところの近くが少し赤くなっていただけ。 |
| ３月１日（月） 足は少しかゆいが特に腫れてもいない。朝、靴を履くときは何も抵抗なし。職場では靴を履き替えていて、かかとつきのサンダルを履いている。帰りにまた靴に履き替えたら、左足が少しきつくなっていた。 痛みはない。ただ少しかゆい。 |
３月２日（火） （←左足は指まで腫れ上がっている）足がかゆくて夜中に何度か目が覚めた。朝、いよいよかゆくて起きてみると、何と、左足全体が腫れあがっている。かゆくてたまらない。 ９時になるのを待って病院へ行ったが、左足はもう靴にはないらない。右足だけ靴を履き、左足はサンダルで行く。 病院では、注射ぐらいするのかと思ったが、湿布をして飲み薬をくれただけ。 医者の話では、蜂の毒を消す薬はないらしい。刺されてすぐに来ても同じ事になっていたそうだ。 また、次に刺されたら命に関わるとも言われた。一度刺されると、抗体ができて、強く反応するようになってしまうらしい。 足を洗って清潔にしておくしかないという。針や毒を取り出そうと刺されたところをほじくり返して化膿したりすると治療が大変だという話。 薬は抗ヒスタミン剤で、飲むと眠くなるかもしれないと言われたが、帰ってすぐに飲んでみたら、てきめんに眠くなった。 百科事典で調べたら、刺されてかゆくなるのは、ヒスタミンという物質のせいらしい。その物質に対抗する薬のおかげでかゆみはだいぶおさまったが、少しかゆい。 足首が曲がらず、満足に歩けないので仕事は休んだ。 |
３月３日（水） （←刺されたところを中心に紫色になっている。昨日は左足全体がこの色だった） 左足の腫れはだいぶ引いたが、それでも右足に比べると膨らんでいる。かゆみもややおさまった。 大きめの靴を履き、左足に湿布をしたまま仕事へ。 一日中左足を引きずるようにして歩いた。歩くとそれが刺激になり、かゆみが生じる。それが苦しい。 |
３月４日（木） （←紫色の範囲は少し小さくなったようだ）足はだいぶ楽になったような気がする。薬のせいか。 紫色の部分は少し小さくなったように思うが、夜になると、立ち歩いているうちに血が下へ行って脚にたまるためか、紫がくっきりする。 かゆみはほとんどない。歩いている時に少しこすれてかゆくなるだけ。 歩くとき、無意識のうちにかばってしまうのか、足首が曲がらないような気がしてどうしても足を引きずって歩いてしまう。 特に階段はどうしても自然に降りることができない。 |
| ３月５日（金） 痣のようになっている部分の面積は変わらない。 痛みもかゆみもほとんど感じなくなってきた。 歩き方は、左足をかばって歩く癖がついて、階段でちょっとぎくしゃくする程度。 |
| ３月６日（土） 痣の色はだいぶ薄くなった。 ほとんど普通に歩けるようになった。 |